スーパーにかかわっていると一度は新店の経験をすることと思います。
私も10店舗ほど新店にチーフ、バイヤーという立場でかかわった経験があります。
結論から言うと、
「やりたいことの3割しかできない」
「半分もできれば上出来」
ということです。
期待と不安の中で行う新店準備段取りについて解説してみたいと思います。
新店オープン
新店オープンという時は、グランドオープンの場合とリニューアルオープンの場合があります。
ただレイアウトの変更だけするリニューアルオープンはここでは省きます。
建物を新築また作り直すオープンをここでいう新店、オープンとします。
新店を出し慣れている企業であれば既にフォーマットも確立されているでしょうがそうでもない企業の場合は一からつくりあげないといけなかったりします。
店内のレイアウト作りから商品構成まで一から作り上げないといけないからです。
そこでは特殊な技術ノウハウが必要になってきます。
新店は期待と皮算用が過剰になりがち
新店はその企業の新しいコンセプトなのでいろんな想像力は張り巡らされるものです。
ただその3分の1ほどしかやりたいことができません。
新店を作り上げる難しさ
新店を作り上げる難しさは
やはり人の不慣れさと新しい取り組みに尽きると思います。
新店になるとどうしても見栄を張ることが多く必要以上によく見せようとするものです。
今までやってきてないことに挑戦したりします。
チェレンジすること自体は悪くはないですが身の丈以上の施策をとったりします。
また、不慣れな人ばかりなので思いも寄らないトラブルも起こったことがあります。
新店で起こり得るトラブル
新店で起こるトラブルは本当に多岐にわたります。
一番ひどかったものでは下水の穴が空いてなかったということがありました。
寸法違いや施工間違いなどはあるあるです。
びっくりしたのは鮮魚対面のガラスが家庭用のサッシだったこともありました。
普通に鍵までついていました。
スーパー建築の素人の建築士が一般住宅用の作りにしてしまったんですね。
いわゆるお偉いさんのお友達ってやつです。
開いた口が塞がりませんでした。
新店で実際に起こった問題
ここについてはかなりの事例があるので別途紹介します。
まとめ
新店については経験値があるとないとでかなり進め方が変わります。
このノウハウを生かしてほしいものです。
ご相談あればメールにてご連絡ください。
メールはこちら > info@sakananosa.com
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