POPはただ値段を表示するだけのものでありません。
目立つイラストや文字でお客さんに商品を知らしめるアイキャッチです。
なのでお客さんの目をひくものでなければ意味がありません。
この点を意識しつつどんなPOPが理想なのか見ていきます
POPの目的
利用者に商品を気づいてもらって購入してもらうことが目的です。
購入してもらうという点が重要です。
ただ書けばいいというものでなく、購入を目的として作られる必要があります。
その意味で食品であればおいしさ、鮮度、旬、目新しさ、時に斬新さなどが重要になります。
前提として普通に描かれているものは見逃されるという現状認識があります。
POPの効果
今ほど述べたようにPOPは気づいてもらうだけでなく購入してもらうという目的があります。
なので購入してもらえるという効果をもたらすものでなければなりません。
同時にPOPの存在が店全体をワクワク楽しませてくれるようなものであればさらに相乗効果が生まれます。
イキイキしたPOPたちが商品を引き立ててくれるそんな店内になることが理想です。
POPを構成するもの
POPは紙に手書きやパソコンで作ったオブジェクト(記載内容)を掲載することでアイキャッチの役割を果たします。
価格は本質的な要素でなくない場合もあります。
つまり次の要素で構成されます。
- 用紙・紙
- オブジェクト(記載内容)
- 時に価格
それぞれ解説します。
用紙・紙
これは大きければ大きいほど目立ちます。
ただ大きさの均等性がなければ売場がバタバタになってしまいます。
なのでまず、大きさは揃えなければなりません。
よく使われるのはA5の1/2です。
最近は小さめにするのがトレンドです。
オブジェクト(記載内容)
オブジェクト(記載内容)は文字がメインですがイラストを使うのも効果的です。
また、左端にお買い得やオススメを入れたりすることも多いです。
見やすくするコツは文章を書かないということです。
伝えたくて思わず文章を入れる人がいますがオススメでありません。
文字を使う場合も短く単語で記載する方が伝えやすくなるものです。
最近はパソコンで作ることも多いですが手書きのPOPも味があっていいものです。
パソコンで作るときはほとんどの場合フォントを別に購入する必要があります。
魅力的なPOPにするためには必要なコストと考えるべきでしょう。
時に価格
通常は価格が入りますが必ず入れないといけないわけではありません。
POPはお客さんに伝わって購入してもらうための手段だからです。
価格で使う数字も工夫が必要です。
事務的に各文字とは一線を画すと思ってください。
ここについては講義で解説します。
最後に
POPを効果的に使う店は非常に楽しくワクワクします。
それだけPOPの力はすごいものがあります。
上手にPOPを作っていい感じの売場を目指してください。
あくまでも購入してもらう点が主要な目的だということは頭に入れておいてください。
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