鮮魚は朝の短時間が勝負です。
まさに戦場のような魚屋の朝に重要なのが荷受け作業です。
入荷した魚や商品を効率的かつ的確にさばかなければ、どんどん作業が遅れていって余計な作業が発生します。
これをスムーズにするために入荷物の仕分けという作業が重要になります。
目次
仕分けとは
朝、市場から入荷した魚や商品を売場または加工に回す荷受け作業のことを仕分けと言います、
先ほども申し上げた通り魚屋の朝はまさに戦場のようです。
それも短時間で的確に商品を適所に配置しなければひどい思いをします。
なのでこの仕分けをどういう手順でやるかは魚屋の重要な業務の一つになります。
バックヤードレイアウトを確認
各店によってバックヤードのレイアウトが違っています。
なので全く同じようには出来きないはずです。
ただそうは言っても基本ルールはあるので今からそれを確認します。
入荷物の種類
大きく分けると次のようになります。
- 店にそのまま出すもの
- 捌いて加工が必要なもの
- 小分けするもの
- 在庫するもの(常温、冷蔵、冷凍)
これを朝の10分ほどでやってしまわないといけません。
入荷物の特徴
鮮魚での入荷物は基本その日または次の日出してしまわなければなりません、
日付の長い消費品や冷凍在庫するものは後で所定の場所に移動する必要があります。
この2つの特徴をしっかり把握して適所に配置移動させなければなりません。
入荷物の配置
仕分けした物は台車またミニキャリーごとにまとめて配置します。
それを適所に配置移動させます。
事前に台車、ミニキャリーの台数を準備しておかなければなりません。
ここがしっかり出来てないと負担は大きくなります。
特に優先されるもの
この中でもチラシ商品や今日売りたい商品は特別に扱わなくてはいけません。
先に出すように指示しましょう。
最後に
入荷物の仕分けは非常に経験値と判断力、体力が必要になります。
ここがしっかりできるかどうかでその日の売上が左右されると言っても過言ではありません。
的確にできるスキルを身につけましょう。
<END>